また

読みながらつらつら

「赤木しげるとして生き・・」の
あくまで自分の信念に沿おうとする姿は
どこかある意味禁欲的に見えなくもないのですけれど

東西戦では予選前の金光さんの一言くらいにむすっとしてみたり
はじまったらはじまったで
ヤー公発言だのドン！だの“そのケンカ俺が買う”だの
困難だったりギリギリだったりの状況や挑発やなんてものを向けられると
俄然のってしまう・・そういう類の誘惑にはとっても弱かったり。

そしてそんなことを初めての対局で天さんに見破られちゃってたりするあたりも
まあなんというかあららというかかわいいというか

“人の心ほど・・”てことは要するに人が好きなわけで
あれほどの天才がそうだったりするアンバランスさというか
そこがあの人の魅力なんだろうなと


原作読み始めた当初は
やっぱりこの人はとんでもねえとよりよくわかったものの
絵のほう・・ええとこれは・・なにかな・・線少な・・
まこれで絵まで細かかったりしたらそれはそれでつまんねえもんかな
とか浅い見方でして

特にちょっと以前の絵なんかは
ひとつひとつコマよく見ると
若い頃も年とってからも
えらく表情あって全く飽きない・・
たったあれだけの線でそれが描けるせんせーはやっぱりすごいと


ちなみに好きなコマ挙げてみようかと思ったんですが
見てるうちにありすぎてあんま意味ないことに気づきやめました


がたぶんまたやろうとするだろうなと思ってます
だってあの顔だからさ・・